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春を待ってた

わたしにとって春は特別な季節。
なんどもつぶやいてきたことかもしれない。
四月生まれだから?
三月の中ごろから植物が目に見えて動き出すと、自分の体内でも水が流れ出すような、何かが生まれ変わっていくような気持ちになっていく。
春が好きなのは、このときを待ち続けた植物の爆発に、共鳴してしまうからなのか。
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最近、なんとなく気づいたことがあった。
「待つ」のがあまり苦にならない自分。
自分から戦いを挑んでいくことにストレスを感じてしまう。
にもかかわらず、そうしなければと意識して無理をした結果はあまりよくない。
即答をもとめられることが、ますます苦手になっている。
なんとかならないかなと自分でも努力しているのだけど、なかなか、思うようにならない。
的を外す。ずっこける。
自分で自分を萎縮させてしまう。
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数年前、自宅に小さなギャラリースペースを開いた。こんな小道を通って庭から入る。
いつも開いているわけではない、ささやかすぎる場所なのだが、ここを始めたことで、うすうす感じていたことを再認識することになった。
待つことが苦にならない自分。
むしろそれが好きかもしれない自分。
訪れてくれる人を迎えるのが好きだ。

心落ち着く場所で何かを「待つ」ためなら、外に出てだれかに会いに行ったり、話をしたり、新しい世界に首をつっこんだりできる。
外でつないだ人や物や出来事との縁を、ここで反芻する。
そして妄想を広げるのが好き。できること、できないこと、いろいろあるけど、妄想は自由だから、あきらめなくていい。
一見ぼーっとしながらも、案外頭の中はせわしなく動いている(ただぼーっとしていることもある)。
そう、ひなたぼっこしているカナヘビだって、実はいろいろ考えているかも……?しれない。
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よく、自分の夢を紙に書きつけておくと、叶うという話がある。
心をこめて書いたら、そのまま見ないで放っておけばいいらしい。
叶うかどうか待つことに心を砕くのは辛いから、待つことさえ忘れてしまった方がいい。

気がつくとちょっと風向きがかわって、知らない新しい芽がでていたりする。

この春もそうだ。
足音が聞こえる。
いい予感がしてる。

↑ 四月の庭の写真をアルバムにしました。
もう、毎日変わっていって、撮っても撮っても、とても追いつけません!




Commented by LICCA at 2019-04-22 21:55 x
rikaさんに憧れる私ですが やっと共通点?が!
「妄想族」(笑)。いや、失礼しました。

ブログから いつも優しい風が吹いていて 元気になれます。
特に、春のおたより(思わずこんな表現に!)大好きです。

今年も名曲「四月」がブログから聞こえてきたような。。。♪
by rikakokoro | 2019-04-09 22:01 | ココロの栞 | Comments(1)

長井理佳。童話作家で作詞家。仕事歴は以下のプロフィールのページにあります。


by RIkaNagai
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