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夏の次は秋!

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春の次は夏、夏の次は秋!
そんなことは百も承知とはいえ、人間の営みは季節をどんどん先取りしていきます。
春先にいただいたお仕事、キンダーブック3の10月号が送られてきました。
5ページの秋の童話「そろそろ くりのみ おちるころ」が載っています。絵は、ひらおかひとみさんです。
どのページも秋の味覚にあふれていて、おいしそう!
かぼちゃとくりが食べたくなるー。
残暑の戻りにフラフラしていたけれど、食欲がわいてきました。
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夏の間にはまっていたのは、日高敏隆さんの本。
若いころ、訳書であるローレンツの「ソロモンの指輪」は繰り返し読みましたが、そういえば日高さんご自身が書かれた本はあまり読んだことがありませんでした。
たまたま、7月に自宅でやっている小さなギャラリースペースで、蝶を題材にしたパフォーマンスをしてくださった若い女性が、日高さんの訳書の「生物から見た世界」(ユクスキュル著)を愛読しているというのを聞いて、私も読み始めたらそのまま日高先生にのめりこみ…。
まるで休みなしに続くおしゃべりのような講義を、すぐそこで聞いているような楽しさで、止まらなくなっています。
今、左から三冊目までは読み終わり、四冊目の「春の数え方」はもうすぐ終盤なのでちょっとさみしく、もう少しゆっくり味わいながら読もうとスピード調整をしたりして。
子どものころのいきもの好きな自分が、ふふふ、、、っとよみがえって心が浮き立つのを感じます。
ああ、こんな風に、あのころ「どうして?」と思ったことを、どこまでもどこまでも追い続けていったら、動物行動学者になれたのだろうか。いやいや、そんなはずもないけれど。
借りて読む本と買って読む本がありますが、日高先生の本は、私にとっては家に置いておきたい本。

八月の半ば、中央線に載っていたら、久しぶりにこうせつさんからお電話があり、ちょうど車内がガラガラだったので、荻窪〜三鷹間でお話しました。
また歌をご一緒できるかも?ということで、詩をぽつりぽつり仕上げつつ、合間にひもとく日高先生。
いかん、、、座ったまま数時間経ってしまう。
でも、脳内は休まっているのです。

運動不足解消に、そろそろ庭の剪定もしなければ。
8月31日(金)は自宅ギャラリー『Gallery庭時計』で「ぶっく・すきっぷ・庭時計」。
9月9日(日)、10日(月)は、「Yoga〜揚琴の調べにのせて〜」があります。
うちは個人事業主夫婦。いろいろやって地道に生きています。
少しでも、人を悦ばせることができる仕事がしたいものです。
そのためには、まず、自分がよろこぶことをふやさないと、と思うこのごろです。

Commented at 2018-08-30 12:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by rikakokoro | 2018-08-29 14:46 | 日々 | Comments(1)

長井理佳。童話作家で作詞家。仕事歴は以下のプロフィールのページにあります。


by RIkaNagai
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