仕事柄、数時間すわりっぱなしということはよくある。
午前中せっせと掃除洗濯をし、二階のベランダまで何度も往復して少し体を動かすけれど、
あまりに立て込んでしまって、今日の運動はそれで精一杯という日も。
隣の机の夫は事務仕事が長丁場になると、別の部屋に行ってピョンピョン跳ぶ…(笑)。
リフレッシュにいいらしく、私がこんをつめていると、
「ちょっと跳んだら?」
と、声をかけてくれる。
でも、これがなかなか、キリの良いところまで集中したいと思うと、なかなか途中で立って跳びに行けない。
海、山、川、野山、街が私を呼んでいる。
ああ、広いところを歩き回って気晴らししたーい。
あれもやりたい、これもやりたい。
でもその中に、「書くこと」が3つぐらい入っているのがまた性である。
あれ書きたい、あの続きにとりかかりたい、あの構想を練りたい。
ああ、でも目の前のこの資料の山を片付けてしまわねば…。
自分の机から半径6,7メートルぐらいのところで一番運動になってリフレッシュするのは、落ち葉掃きかな。
先日、ぶっく・すきっぷ・庭時計のゲストをして下さった、
ささきありさんが撮ってくれた、落ち葉掃き姿…。
レレレのおばさんって感じで、お気に入り。「おでかけですかぁ〜〜」。
まだ9月だけれど、庭の桜は毎日はらはらと葉を落としている。病葉(わくらば)は夏の季語だ。
でも、病気の葉なんて言ったら失礼だと思う。健やかに生きていくためには夏に疲れた葉を落とすことも必要だ。人間だって毛が抜けたりお腹を壊したり、変化しながら季節の変化に体を合わせていく。生きるものはみんな、生き続けようとする営みに逆らえない。たとえ、そこだけ見るとそうは見えなかったとしても。
「今日もいっぱい落ちてすっきりしたね、レレレのレ〜」
ご近所に散らばる落ち葉をおいかけて、ひとり言。
さ、仕事にもどりましょ。