小学校三年生の音楽の教科書(教育芸術社発行)にのっている、「山ねこバンガロー」(長井作詞・加賀清孝さん作曲)は、なかなかの人気ソングです。ロックのリズムに乗って、歌ったり楽器を鳴らしたり。加賀清孝さんのメロディが、ついノリノリにならずにはいられない楽しさなのです。
今年7月、茅ヶ崎市の平和学園小学校の子どもたちから「山ねこバンガローが大好き!」というお手紙をいただき、遅ればせながらのお返事を書いたところ、学芸会へのお誘いをいただきました。歌をもとに、子どもたちが劇を作ったというので、ワクワクでかけていきました。
歌詞は、猫たちがバンドのなかまたちとバスに乗ってバンガローへ行き、バーベキューを焼きながら夜どおし楽器をひいたり歌ったりする、というものですが、この劇のおはなしは、バスにのる前からはじまっていて、乗客も、子ねこやらおばあちゃんねこやらいろいろ!
途中、スーパーに寄ってバーベキューのお肉やお魚を買い出ししたり、ほんとは仲間に入りたくていたずらをしにきた猫たちがバスをこわしてしまって、それをみんなで直して、また仲良く出発したり、もうもりだくさん!
ストーリーもせりふも、子どもたちがみんなで考え、先生はまとめただけだそう。
ほんとに猫たちがしゃべってるみたいに、自由で楽しい、和気あいあいのステージでした。
もちろん、最後に合奏と歌も聴けて、楽しかったなあ。
みなさん、とってもすてきでしたよ。ありがとうございました。
全国のいろいろな小学校で、こうしていろいろなねこたちが、バスに乗ってゆかいに出かけてるんだと思うと、うれしくてニヤニヤしちゃいます。
バケツやおなべをたたいて、ふえやピアニカを鳴らして、歌をうたって、みんなで楽しい山ねこバンガロー。
いいね、いいね。
わたしも一緒に乗って行きたいなあー。