雨
2011年 05月 03日
空に何が漂っていようと、この雨に何が混じっていようと、見ただけではわからない。
テレビのニュースは空々しすぎてほとんど見なくなった。
新聞は心が温まるところを中心に、あとはナナメな気持ちで読むようになった。
しかし保守でガチガチの我が家の新聞(昔からずっととっていて替えないだけなのだが)の記事にも、記者の心の揺れが垣間見えることもある。
パソコンを使う人と使わぬ人との隔たりも大きいだろうが、基本は人間の良心であるように思う。
インターネットなど使わなくても、ごく身近な市井の中にも、ずっと前から事実を訴え続けていた人はいた。ただ私が注意を払わなかっただけ。
福島には、叔父叔母、従妹一家も住んでいる。
この事態が今より落ち着いたときに、大事なことを忘れてしまわないように、と思っている。
ぬれろ すべてのおとなたちよ
自分にできることがあるとすれば闘いの形ではなくむしろ「休息」の手助けの側のような気がしますが、長いものに巻かれる前に自分で考えられる判断力と知性がほしいです。