すごく見えないけど、すごい友
2010年 01月 27日
昨年たしか10月の終わりに近所で会い、またすぐにラオスに帰って行った。
最近、ふと彼女のサイトを見ると、またまた新しいことがはじまっていて、びっくり。
ラオスの自宅の隣が引越して空き地になったとかで、なんとそこに川のほとり文庫なるものを作っていた。すごいぞ、きよこちゃん。
彼女はすでに、モン族の人たちが暮らす山の村に、子ども文庫を作っている。
そちらは任意団体として活動していて、もう少し多くの人がかかわっているのだけれど、今度のは個人の自宅文庫、みたいなもののようだ。
家でそういうことがやりたいと言う事は、日本にいる時から言っていたけれど、隣が空き地になって即始める行動力。暮れに着工して、もうすっかり建物が出来上がっている素早さ。
それを自力で!建ててくれるご主人(しかも10歳以上年下!・・・笑)をつかまえたということも、すべてひっくるめて彼女の力というか、魅力と言うか、持って生まれた運なのだと思う。
彼女にはいつも誰かしら賛同者が現れて、地道に夢が実現して行く。
きっと、お役目なんだろうね。だって、すごくいいことだから、神様だって応援したくなる。
話を聞いていると、思いがけない出来事でどんどんそっちに転がっていくような感じだけど、この文庫にしたって、きよこちゃんの中にあるイメージがそのまま実現していっているだけだと思う。
茅葺き屋根にスズメがもぐりこむところなんかもね!(笑)
彼女は見た目、パワフルで行動的!な感じではない。小柄でむしろ子どもに混じって遊べそうな感じ(笑)。実際遊んでいる(遊んでもらってる?)ようですが・・・。
春には里帰りするようだから、おみやげ話が楽しみ。
日々の日記もたまに更新されているので、ぜひ読んでみて下さい。
人が心地よく集まれる場所、まだイメージでしかないが、わたしもずっと思い描いていることだ。
彼女を見ていると、自分自身の夢もだんだん明確になってくる。
実現したいことは、いくつあったっていい。
わたしの所属する日本児童文芸家協会で、安井さんの山の文庫に、今後継続して絵本の寄贈をして頂けることが決まった。ささやかなお役に立てたことを嬉しく思う。