展覧会を終えて

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自宅Galleryでの展示「垣根のお庭で、5つのおはなし」無事に終了いたしました。
お訪ね下さったみなさま、ありがとうございました。
友人知人のみなさまにはもちろんのこと、新しいご縁の方々にも、改めまして、心から感謝申し上げます。
ゆったりのんびりした時間でしたが、終わると気が抜けて、一日ぼんやりと過ごしてしまいました。
直前まで頻繁にやりとりが必要だったモノカキ仕事が、なぜかこの会期の間だけ落ち着いていて、お陰さまでギャラリーに専念できました。
朗読&演奏の会も、自分なりに感じるところがいろいろあり、課題も見えて、でも楽しくもあり、充実していましたね。

木彫作家の木村藤一さんとのこの展覧会も、今回で三回目。
二回目までは、昨年末にクローズされた新高円寺のGallery工+withさんでやらせていただいていました。今回も引き続き、Gallery工の濱田さんにたいへんお世話になりました。

今まで、この展覧会のために書いてきた7つのお話のタイトルは、以下のとおりです。

・やっとこさっとこ クリスマス
・さむがりタヌーのポケット
・虹のおくりもの
・ノッシーのベンチ
・かえるのミドのならいごと
・メイ先生の本箱
・たっぷりとっぷり 春がきた

どのお話にも愛着があります。
藤一さんの木彫りのモデルがあるものもないものもあり、モデルが先のものと、お話のあとに作っていただいたものがあります。
お行儀よく直立した、自己主張しすぎないキャラクターがまた、おはなしを内に秘めていてとても魅力的です。
花岡英一さんと私の朗読ライブや、木村藤一さんの木工ワークショップなども含めて、もっと充実させて行く所存でございます。
これからも、このメンバーで展示を続けて行きたいと思っています。

終わった後、メールでうれしい感想をいただきました。とても嬉しかったので、一部をそのまま載せさせていただきます。これは、『メイ先生の本箱』というお話についてです。

「ゴドに向けてメイ先生が栞を挟んでくださった詩にも、とても共感しました。若い頃の私の心の中の風景みたいなものが、まるでそのままに書かれているようでびっくりしました。びっくりしすぎて、その場ではお伝えできなかったくらいです。おはなしの中の、さらに本の中に書かれている詩ですけれど、理佳さんが書かれているんですよね」

はい、私が書きました。「涙のお茶」という詩です。
頑固なヤギが主人公のこのお話には、一編の詩が登場します。
この詩は、もう20年以上前に書いたものなのですが、なんとなく自分でも気に入っていて、でも歌の歌詞にしてもらうにはちょっと未完成かなという気もして、ずっと手元にあったのですが、このお話にはめこんでみたらけっこうしっくりなじんだので。
あ、アーノルド・ローベルの絵本「ふくろうくん」に同じタイトルのお話がありましたね。それとは無関係ですが・・・ふくろうくんの気持ちはちょっとわかります(笑)。
このメールをいただいて、また詩が書きたくなりました。
感受性が嵐のように吹き荒れていた頃がなつかしいです。でも、懐かしいなんて言っててはいけないんですよね。詩人の茨木のり子さんに叱られそうです。
自分の感受性くらい・・・ ってね。
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「やっとこさっとこ クリスマス」には、ピーナッツ好きのくいしんぼうの野ねずみの次女が出てきますが、木村藤一さんと、藤一さんの小学生のお嬢さんが、ピーナッツに顔を描いてくれました!
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あとから菓子盆に載せたのはいいんだけど、顔がついてると食べられなくて(笑)。
木村さんファミリー、とてもすてきなご家族なんです。
奥さまの木村祐子さんは、布と革の作家さんです。

さて、ギャラリーやらモノカキやら、朗読ライブやらなんやらかんやら、いろいろやりながら、頑張っていきますかー。
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Commented by LICCA at 2017-02-02 05:26 x
「涙のお茶」さんは ずっと出番を待っていたのですね。。。それだけでひとつ、素敵なおはなしみたい♪

ずっと続けてくださいね。いつか、行きます☆
Commented by rikakokoro at 2017-02-02 11:01
LICCAさん、いつかぜひお会いしましょうねー。
ほんと、埋もれていた詩が日の目を見て良かったです!
by rikakokoro | 2017-02-01 15:14 | 日々 | Comments(2)

長井理佳。童話作家で作詞家。仕事歴は以下のプロフィールのページにあります。


by RIkaNagai
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